ビジョンの明確化.共有

院長ご自身が今まで生きてきた経験、実績、出来事、思い入れ。
やっぱりこれが大事だという価値観、大切にしてきた、大切にしていきたいことを、複数のツールを使って内省し、コーチングの手法を使って言語化していきます。
なんとなく耳障りのよいことを言葉にしたとのとは異なり、「目にするとエネルギーが湧いてくる」「実現に向けて動き出したくなる」といった心の底にあるものを明確にしていくことを目的としています。

機能しやすい３つの構成要素で、医院の理念を明確にします。
理念は全員で目指し続ける究極の理想ともいえますが、機能しないものでは絵に描いた餅になり兼ねないからです。

1. ミッション
   企業の使命、目的、企業の存在価値そのもの
2. ビジョン
   中期的な企業の目標、理想の姿
3. バリュー（ポリシー）
   スタッフ一人ひとりの仕事に対する価値観や行動指針

一般的に医院の考え方や方向性を理解しているスタッフは10人に1人いるかいないかといわれています。
これでは本来、院長が求める考え方や仕事がスタッフに浸透するわけがありません。
医院のビジョンや目標・理念を実現する経営計画書の作成・落とし込まれた評価基準で評価を実施し、全スタッフの達成度や習熟度合いを判断し明確にします。
スタッフ一人ひとりがどう取り組むべきかを目標設定し、実行内容を明確にして実践、チェック、達成に向けて支援します。
このサイクルを回すことによって、全スタッフが医院の理念や戦略に沿った行動ができるようになり、医院全体でめざす目標が達成されるようになっていきます。