お金の流れの可視化

試算表や分析データによる会計事務所からの説明、その時は分かったつもりなんだけど、いざ現実と紐づけようとすると途端に分からなくて不安になる。
「何をすればどうなるのか」の因果関係をはっきりさせることで、動く前から結果が予想できて、不安が解消できます。
売上、粗利、変動費、固定費、労働分配率、利益、税金、返済、設備投資まで、分かりやすく可視化して経営判断をサポートしますので、お金のストレスから解放されます。

・人件費はどこまで出せる？
・忙しいときの増員は？
人件費は粗利から分配されますので、収支構造上適正な労働分派率から算出することが可能です。

・賞与は去年と同じくらい貰えるだろう
と考えるのが人の人情ですが、スタッフだけでなく経営者である院長も同じように思い込んでいるケースがあります。
本来賞与は業績配分、獲得できた粗利に応じてスタッフに配分されるものです。
基準をしっかり設けることで、いくらの賞与枠がとれるのかが見えてきます。適正な経営判断は、スタッフのモチベーションにつながります。

コロナ禍により歯科業界も大きな影響を受けました。
遡ること4月、診療自粛による診療時間の短縮や休診による休業手当の支給額について、当初は80%～100％の間で思案された院長も多いのではないでしょうか。
雇用調整助成金との兼ね合いで、仮に80%と決めたと場合も、スタッフに納得してもらうためにどう説明すればいいのか。上手く伝わらない場合、モチベーションの低下も予測できます。

そのようなケースでも医院の収益構造を可視化することで、売上が減少した際の固定費負担による赤字を分かりやすく説明することが可能になります。
院内ミーティングで説明し、スタッフの理解を得ながら、医院一丸となって難局を乗り越えていく風土を創り上げていくこともできるのです。